2022年5月25日にリリースされた、WordPress バージョン 6.0 「アルトゥーロ」。
早々と当日にアップデートをしましたが、既存の投稿画面が真っ白になるというトラブルに見舞われました。
今回は、ワードプレスのアップデート後に投稿画面が真っ白になった時の直し方と最新アップデートについてもお伝えしていきます。
ワードプレスの投稿画面が真っ白になった
レンタルサーバーは「ConoHa WING」、WordPressテーマは「SWELL」を使用しています。
WordPress6.0にアップデートした後、既存の投稿画面を開いてみたら不具合が発生していました。
1文字も表示されない、画像が1枚もないという真っ白状態。
もれなく私の頭も真っ白になりました。
いつものように手動でポチッと更新してみましたが、これだけきれいさっぱりなくなったのは、WordPressブログを立ち上げて9ヶ月になりますがはじめてです。
中には管理画面が真っ白になってしまうこともあるようです。まさに WordPress White Screen of Death、ヒィー。
プラグインやWordPressの自動更新は何かあったら怖いので解除していたのですが、こんなことになるなんて…。
投稿画面が真っ白になった時の直し方
※まずはバックアップを取った上で、ご自身の責任とご判断の下お試しくださいね。
プラグイン「WP Downgrade」でダウングレード
まず、プラグイン「WP Downgrade」をインストールして、1つ前のバージョン 5.9.3 に戻しました。
やり方は簡単です。
「新規追加」をクリック→検索窓に「WP Downgrade」を入力→「今すぐインストール」→「有効化」
WordPress ターゲットバージョン欄の 5.9.3 のこの数字を入力→「変更を保存」
何が起こるかヒヤヒヤだね。
さて、この方法で投稿画面の真っ白問題は解消されましたが、本来の目的は、WordPress 6.0 にすることですよね。
それでは、サーバーの「ConoHa WING」の設定を見直していきましょう。
ConoHa WINGの設定を変更
それでは、ConoHa WING にログインします。
「高速化」をクリック→「WEXAL」タブ→OFF
※一旦OFFにしましたが、「ON」のままでOKです(5/27復旧済み)。
「コンテンツキャッシュ」をクリック→右側の鉛筆アイコンをクリック
利用設定の「ON(すべてのコンテンツ)」を選択→「保存」をクリック
キャッシュをクリア→「クリア」をクリック
※今まで保存しているキャッシュが削除できます。
WordPressへログイン、投稿ページを見てみましょう。
今まで真っ白になっていたページが正常に戻りました。
この時点で「WEXAL」→ONにすると、SafariはOKですが、Chromeは再度真っ白になってしまいました(5/27復旧済み)。
プラグイン「WP Downgrade」から最新アップデートのやり方
プラグイン「WP Downgrade」でWordPressのバージョンを 5.9.3 に戻しましたよね。
はい、私もです。
よくよく考えてみたら、お目当ての「WordPress 6.0」の更新アラートは出てきません。
なぜなら、このプラグインで「バージョン 5.9.3」に固定設定しているのも同然だからですね。
入力欄に救われて、そして入力欄に惑わされる。
それでは、修正していきましょう。
WordPress ターゲットバージョン欄の 5.9.3 のこの数字を削除→「変更を保存」
WordPress 6.0 が利用可能になります。これまで同様インストールができるようになりました。
また困った時に使用します。
修正と設定は以上になります。
ワードプレスの真っ白問題はプラグインを利用しよう
ワードプレスのアップデート後に投稿画面が真っ白になった時の直し方と最新アップデートについてもお伝えしてきました。
今回のことを教訓にするなら、ワードプレスのアップデートは少し様子を見て、慎重に行ったほうが良さそうですね。
これから WordPress 6.0 のアップデートをお考えの方や同じようなトラブルで困っている方の解決のヒントになったらうれしいです。
おすすめ記事
→ Wi-Fiで「特定のサイト」に繋がらない!PCのトラブル解決法
→ AdSense「審査用コード」のエラーはConoHaの設定で解決